2016/11/13 07:11
1000年前に並び立つ二人の巨人、藤原香子と清原諾子。
一方は「源氏物語」を、他方は「枕草子」を著わしました。
当時は男女とも本名で呼ばれる習慣がなかったせいもあり、
二人の本名ははっきりとは分かりません。
紫式部は「紫式部日記」の中で清少納言のことを知ったかぶりを
する女性であると辛辣にこき下ろしています。
清少納言が、紫式部の夫の藤原宣孝を場違いな服装をしたと
揶揄したり、いとこの藤原信経を字が下手とからかったりしたので
意趣返したのではないかと言われています。
同志社女子大学教授の吉海直人氏によると、当時もそれ以前も
「あけぼの」という語の使用例がほとんどなく、「枕草子」でも冒頭の
「春はあけぼの」の一例だけだそうです。ところが「源氏物語」には
「あけぼの」の使用例が14回もあり、紫式部が内心、清少納言を意識し
評価していたのではないかと述べています。
二人は直接会いまみえることはなかったようですが、ライザ・ダルビー著
「紫式部物語」では二人の邂逅のシーンがあります。
今月号の新潮45に大塚ひかり氏の興味深い記事が載っています。
「紫式部と清少納言は思わぬところで交差している。清少納言の娘の
小馬命婦がその娘に代わって詠んだ歌の相手が紫式部の孫息子、高階為家で
二人は恋人同士だった」

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